
Multifunctional Fibers
多機能繊維について

持続可能性を追求した、人に優しいものづくり
従来の石油系材料での炭素化繊維は土に埋めても分解されることはありません。
しかし、当社は人に優しい天然由来の炭素化繊維を作ることに成功し、
土に埋めた場合、自然環境の中でリサイクルされます。

Step1.
従来の炭素繊維は石油系だが、中津山は再生セルロースを使用。

Step2.
再生セルロースの織布を焼成する。

Step3.
真空炉に入れ炭素化させる。

Step4.
焼成後も柔軟性の高い様々な用途で使用可能なNakatsuyamaESS®が完成。

多機能繊維
NakatsuyamaESS1200の可能性
最新技術を駆使して開発された高性能な多機能繊維素材NakatsuyamaESS1200。
このNakatsuyamaESS1200は耐久性、通気性、撥水性、保温性など、さまざまな特性を兼ね備えており、衣料品から産業用資材まで幅広い分野での活用が期待されています。
具体的にどのような可能性があるかをご紹介します。

例1:航空機の内装素材
高度を飛行する航空機では、宇宙からの放射線や飛行機内部の電子機器からの電磁波に長時間さらされることがあります。
また航空機の素材として求められることは軽くて燃えにくい ことが挙げられます。
そこで、航空機の内装素材としてNakatsuyamaESS1200を壁材の一部として利用いただく事で、長時間電磁波に触れるパイロットや客室乗務員さんはもちろんお客様にとっても安心で安全な旅を提供できるようになります。

例2:太陽フレア対策
2024年5月頃に大規模太陽フレアにより、日本でオーロラが観測され話題になりました。
しかし、その一方でGPSや無線通信などが繋がらなくという通信障害が起こり、人工衛星などにも障害をもたらしました。
これによって生活に影響を受けた方もいらっしゃるかと思います。
この太陽フレアは今後、より大規模な大爆発により地球に多くの被害が出ると予想されています。
この太陽フレアからの被害を緩和するためにNakatsuyamaESS1200の素材が利用できます。

例3:電磁波過敏症の方のアイテム
便利な電子機器の普及により私たちの生活は快適になりました。しかしその反面、多くの電波が飛び交う世の中となっております。
様々な電子機器が使用されるにつれ、身体への影響が気になる人、電磁波により体調を崩したり、体の不調を訴えたりする人々も増えております。
NakatsuyamaESS1200はそのような人たちの生活の困りごとを軽減できる為の衣類などにも利用できます。

例4:キャンプ用品
近年、キャンプ好きの方々が増えています。
難燃性のため焚き火やBBQ時に火の粉で穴が開くという心配がありません。
薄くて軽量の為、荷物にもならず夜間などの寒さ対策、紫外線対策にも使用できます。
アウトドアでの様々な用途が考えられます。
